阪神・井上打撃コーチ 巨人に3試合連続完封負け「恥ずべきこと」

3試合連続完封負けを喫してベンチでぼう然とする阪神ナイン=東京ドーム(撮影・堀内翔)
4番に座った阪神・サンズは不発に終わり、試合後もベンチに座ったままグラウンドを見つめる=東京ドーム(撮影・田中太一)
阪神側に0が並んだスコアボード=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人2-0阪神」(20日、東京ドーム)

 阪神は巨人相手に3試合連続の完封負け。16日・広島戦の二回から36イニング無得点となった打線について井上打撃コーチは「3試合全て完封されたということはもちろん恥ずべきこと」と下を向くしかなかった。

 この日は打線の組み替えを敢行。7月5日・広島戦(マツダスタジアム)から4番に座り続けていた大山を6番に降格させ、4番には今季初めてサンズを起用した。この起用について「これなら点数を取れるであろうベストなメンバーを組むという考えの中で、調子の良し悪し、今年の東京ドームでの相性、雰囲気を考えなきゃいけない」と意図を明かした。

 ただ打線はつながらず、「いかんせんそれで結果が出ない。チャンスで1本が出ないのというのは、打線全体が完全に意識をしてしまっている」と打順変更も得点には結びつかなかった。

 これで東京ドームでは今季6戦6敗で打線は4得点しか奪えていない。その4得点も開幕戦で西勇が放ったソロと適時打。2戦目で原口が放った本塁打。3戦目に近本が放った本塁打だけ。野手による適時打は生まれていないという悲惨な状況だ。

 「プロである以上この状況はなんとか打破しなければいけないし、ジャイアンツさん苦手ですよとずっと言い続けるわけにもいかないので。必ずリベンジできるようにやっていくしかない」

 打線の奮起に期待した井上打撃コーチ。なんとか打開策を見つけ、打線がチームを引っ張ってほしいところだ。

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