阪神・尾仲 2回無失点も反省忘れず「次の登板ではストライク先行を」
「阪神0-6広島」(14日、京セラドーム大阪)
七回から2番手でマウンドに上がった尾仲が2回無安打無失点と好投した。
七回は2番から始まる上位打線。羽月、長野を飛球で打ち取り、4番・鈴木誠は遊ゴロで仕留めた。八回は先頭・松山を空振り三振。2死から四球こそ与えたが、最後は田中広を一ゴロに抑えた。
尾仲はファームで9試合連続無失点と結果を残し、8日に1軍昇格。11日・DeNA戦で1回2安打無失点で今季1軍初登板を果たしていた。この日の登板で1軍でも2試合連続無失点となった。今季は2軍も含めて、まだ公式戦で失点を許していない。
登板後「全体的に狙ったコースに投げられたことは良かったと思います」と振り返った。それでも2イニング目に球が高くなってしまった事を反省。「自分はストライク先行のピッチングをしなければ苦しくなってしまうので、次の登板ではストライク先行を意識して投げたいです」と意気込んだ。