阪神完敗 藤浪は白星遠く4戦4敗 打線はルーキー森下に2安打完封負け

 「阪神0-6広島」(14日、京セラドーム大阪)

 阪神がルーキー森下にプロ初完投初完封を許し、連勝は2で止まった。わずか2安打、スタメン全員三振の屈辱だ。これで森下に3戦3敗となった。

 先発・藤浪は6回8安打6失点で4敗目を喫した。これで4戦4敗。685日ぶり白星を逃し、復活白星が遠い。

 初回は西川、羽月の連打から1死一、三塁のピンチを背負い、4番鈴木誠に先制の左前適時打を浴びた。さらに松山に左中間を破られ、いきなり3点のビハインドを背負った。

 0-3の三回は先頭長野へ7球目がスッポ抜け、頭部付近を襲った。この四球から無死一、三塁となり、松山の遊ゴロ併殺の間に1点を失った。0-4の六回は2死二塁から田中広を申告敬遠。投手森下との勝負を選んだが、三塁線を破られ、さらに2点を失った。 降板後は「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出ばなをくじかれてしまいました。自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」と悔やんだ。

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