阪神・高山が1軍昇格即マルチ、チャンスに「感謝」 矢野監督「起爆剤」に期待

 7回、二塁打を放つ阪神・高山=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA6-4阪神」(10日、横浜スタジアム)

 この日、1軍に昇格した阪神の高山が、いきなりマルチ安打を記録した。二回1死一塁の場面では、今季17打席目で初安打となる左前打。先頭で迎えた七回には山崎から三塁線を破る二塁打を放った。

 「下(2軍)でしっかり自分のやるべきことをやって、こうして上げてもらってすぐにチャンスをもらえたことに感謝しなければいけない」と話した高山は「やっぱり(2軍降格になった)悔しさもあるので、一瞬も隙を見せずにやっていかなければいけない」と表情を引き締める。

 高山は開幕を1軍で迎えたものの、なかなかスタメンでの出場はなく、16打席無安打のまま7月17日に2軍へ降格。その後、ファームで9試合連続安打を放ち、打率・345と調子を上げて、1軍に昇格してきた。

 矢野監督も「やっぱり戻ってきて最初に1本出たというのはもちろんそうだけど、最後もいい当たりやったし、もう1本出たというのもあいつの中で『よし!また行くぞ!』という気持ちになれると思う」と目を細め、「起爆剤というか、ラッキーボーイというか、そういう存在になってくれたらなと思う」と期待した。

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