阪神、最大の勝ち越しチャンス逃す サンズ飛び出し戻れず走塁死、代打福留は併殺
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「広島-阪神」(8日、マツダスタジアム)
阪神が勝ち越しの好機を生かせなかった。
広島・大瀬良、阪神・西勇は1点を争う投手戦に。1-1で進んだ七回に阪神は最大のチャンスをつかむ。
5番から始まった攻撃は、先頭のサンズが左前打で出塁。ボーアも左前打で続き、一走のサンズは激走で三塁まで進む。無死一、三塁で大瀬良に迫った。しかし続く梅野が投ゴロ。さらには三走・サンズが飛び出してアウトとなり、1死一、二塁と後退した。しかし8番打者の植田が11球粘り、四球で1死満塁とチャンスをつないだ。
ここでベンチが動く。三走に代走・熊谷。6回4安打1失点と好投の西勇が打席を迎えると、矢野監督は代打・福留を告げた。1ボールから大瀬良が投じた2球目、外角への137キロシュートを引っかけて二ゴロに。4-6-3の併殺に仕留められて得点を奪うことはできなかった