阪神・藤浪、六回に痛恨の3失点 自らの失策きっかけに、2死から痛打許す

6回、岡本にタイムリーを打たれ悔しさに顔を歪める阪神・藤浪=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(5日、甲子園球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が六回、3本の安打を集中されて3点を失った。

 この回、先頭の戸郷との対戦。打ち取った打球が投手前で大きくバウンドし、懸命にグラブを出したが届かず、失策で出塁を許した。それでも若林を空振り三振に斬ったが、続く坂本に一、二塁間を破られて一、二塁。

 丸を中飛に抑え、2死一、三塁で岡本との対戦だった。初球、この日最速の157キロを狙われ、右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。さらに続く大城の左前適時打で3失点。リードは4点に広がった。

 それでも懸命な姿に、スタンドのファンも思わず「藤浪、応援しているぞ!!」と叫び、声援を送った。

 676日ぶりの勝利を目指す藤浪は、初回、まずは先頭の若林に対してオール直球勝負。2-2から154キロで詰まらせ、二ゴロに打ち取った。続く坂本との対戦では、最速156キロを計測。3球目、スライダーで二邪飛に打ち取った。さらに丸を154キロで二ゴロに抑え、3者凡退で初回を切り抜けた。

 さらに二回には、最速157キロを更新。4番の岡本から空振り三振を奪うなど、2者連続三振で3者凡退に抑えた。

 今季初登板となった7月23日の広島戦では、6回4安打ながら4失点で敗戦。前回7月30日のヤクルト戦では、7回4失点で2敗目を喫した。それでも自責点1の内容に、矢野監督は「三回以降は素晴らしい投球だったし、勝てる中身のある投球。それが一番収穫かな」と高く評価し、今回の先発に大きな期待を寄せていた。

 登板2戦はなかなか得点がなく、この日も六回まで無得点。打線の援護が得られない。

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