阪神・梅野 11球粘り勝ち打!一時同点の2点適時打、3戦連続安打

 4回に同点適時打を放った梅野はガッツポーズをしながらベンチへ戻る
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 「阪神3-7DeNA」(1日、甲子園球場)

 夏休みの夜。確かに聖地を沸かせた。阪神・梅野が一時同点の2点タイムリー。粘りに粘った。豪快な打球ではない。それでも、しぶとく放った一打が尊い。

 食らいつくようだった。「何とか追い付きたいという一心で打席に入りました」。2点を追う四回1死満塁。相手先発・今永に対してカウント2-2からの“勝負”が見ものだった。直球、チェンジアップ、スライダーをちりばめられながら6球連続ファウルで粘り、迎えた11球目。甘めのチェンジアップをフェアゾーンへ運んだ打球は三遊間を抜ける2点適時打となった。

 3戦連続安打だけではない。この日で2試合連続打点。打率・340は、若干下げたもののリーグ4位。依然として高い数字を推移している。

 正妻を指揮官がたたえる。「頼もしかったね。あれだけ粘ってしぶとくヒットでつなげてくれたというのは」と矢野監督。次戦こそ、仲間とチームの勝利を喜ぶ。

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