阪神・岩貞、8回無失点、三塁踏ませぬ好投 最終回は新守護神スアレスに託す

 8回、ピンチに梶谷を三振に斬りガッツポーズする岩貞
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 「阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)

 三塁ベースすら踏ませない圧巻の投球だった。阪神・先発の岩貞が8回3安打無失点。勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 初回、3番・ソトに四球を与えたがそこから11人連続アウト。五回に6番・宮崎から左前打を打たれるまでノーヒット投球だった。宮崎を出塁させた後も、続く戸柱を二ゴロ併殺打に抑えた。

 七回にも1死からソトに左前打を浴びたが、4番・佐野、5番・ロペスを連続三振。二回、三回にも2つずつの三振を奪うなど8奪三振と抜群の投球だ。

 唯一のピンチは八回。2死から安打と四球で一、二塁と一打出れば同点の場面を迎える。それでも、1番・梶谷を空振り三振に斬り気迫のこもったガッツポーズ。1点すら与えなかった。

 前々回登板の6月27日のDeNA戦では4回3失点。DeNA戦に限れば、18年7月21日(横浜スタジアム)を最後に勝ち星を挙げられていなかった。

 2年ぶりの勝利は目前に迫る。藤川が登録抹消となり、“新守護神”スアレスにあとを託した。

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