阪神・青柳 開幕3連戦の借り返す!甲子園開幕、7日巨人戦先発へ
阪神・青柳晃洋投手(26)が6日、チームを3連勝に導く快投を誓った。先発する7日・巨人戦は2020年の甲子園開幕戦。伝統の一戦で幕を開けるだけではなく、開幕3連戦の借りを返すリベンジの舞台。坂本、岡本、丸ら宿敵のポイントゲッター封じを狙う。
「いい状況になっているので、その流れに乗れたら。いいチーム状況のまま、巨人に勝ちたいと思いますね」。2連勝で巡ってきたバトン。甲子園の室内練習場で調整を行った右腕が笑みを浮かべる。ここまで登板2戦で防御率0・75。安定感が光る。
その数字を支えるのは苦手な左打者対策として、習得したカットボールとシンカー。3死球と制球に課題も残すが、昨季・332あった左打者の被打率は、同・105と大幅に改善。対戦打率・667と苦手にした丸は、3月8日のオープン戦でも2打数無安打に封じた。
「主のボールになりつつあるのでね。このままシーズンを通して使っていけたら、左に対しても成長できる」
首位を走る強力打線を相手に、今後の試金石となる舞台。「甲子園どころか、自分の投げた試合は全部勝ちたい。勝っていい姿を見せられたら」。ローテの柱を担う右腕が、今季初の3連勝に導く。