阪神・西勇が今季初勝利 鯉キラー健在「気分良く投げられた」8回3失点7奪三振

8回を投げ終え、グラブを叩いてベンチへ戻る阪神・西勇(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-8阪神」(5日、マツダスタジアム)

 阪神・西勇が今季初勝利を挙げた。8回6安打3失点7奪三振と安定感のある投球。打線の援護にも恵まれ、テンポ良く鯉打線を封じ込めた。

 「もうちょっと抑えられたかなという部分もありますが流れを感じながら、最少失点で切り抜けられるように気をつけました。(大量点を得て)マウンドで気楽にほうれたというか、気分良く投げられました」と振り返った。

 初回はわずか6球で三者凡退と上々の立ち上がり。ただ、二回にピンチを招く。

 先頭・鈴木誠に二塁打、続く松山に右翼線へ落ちるポテンヒットを浴び無死一、三塁。坂倉の二ゴロの間に三塁走者が生還し先制点を許した。

 四回、鈴木誠にソロ。六回、松山に適時二塁打を浴びたが大量点は許さない。七回、八回は1人の走者も許さなかった。

 開幕してここまで2試合に先発。打線からの援護はわずか2点だったが、この日は阪神打線が三回に5点、五回に3点を奪い大量点で援護した。

 19日・巨人戦(東京ドーム)で6回1失点。26日・DeNA戦(横浜スタジアム)で7回1失点と好投。試合前まで防御率1・38はリーグトップ。ただ、勝ちに恵まれなかった。

 昨季、マツダスタジアムでは4試合に先発し3勝0敗、防御率1・50と好相性。通算成績でも一度も負けていない得意の敵地・広島でエースとしての仕事を果たした。

 今季初勝利で、チームは今季初の連勝、カード勝ち越しを導いたエース。低迷打破の兆しに「(これまでも)悪いという感じでもなかったですしプラス思考で積極的にやって行ければいいと思います。無事に1勝できたのでどんどん勝てるように、チームに貢献していきたいです」と話した。

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