阪神・矢野監督 雨天中止を「プラスに」打線については「調子のいいのが見当たらない」

 練習を見届け球場へ移動する矢野監督(撮影・飯室逸平)
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 「広島(降雨中止)阪神」(3日、マツダスタジアム)

 2勝10敗と開幕から流れに乗れない阪神。今季初の雨天中止を受けて、矢野監督は「何でもプラスに捉えるようにしてるんで」と、4連敗の悪い流れを断ち切る“恵みの雨”になることを望んだ。

 この日、先発を予定していた西勇は5日に回り、4日はそのまま岩貞が先発。予備日の6日に行われる一戦に中田が先発を務める予定になっている。

 「チームのリズムをつくるっていう意味では立ち上がりをしっかりいきながら。あとはもうこっちが考えることなんでね。そりゃ完投してくれたら最高なんだけど。それで初めからブレーキかけて緩めながらいってもらうというより今はもう、その回、その回をしっかり抑えてきてくれるっていうのが一番いいかなって思ってる」と矢野監督は先発陣に初回から飛ばしていってもらう考えを示した。

 また、なかなか調子が上がらない打線については「調子がいいんであれば(投手の)右左関係なく使っていきたいんだけど。調子のいいのが見当たらないんでね。現状、こっちの中で機能してくれそうなメンバーを選んでいく形になっていくのかな」と、固定せずに打順を組んでいく方針を明かした。

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