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阪神 近本よ奮起せよ!一夜で貧打逆戻り…22年ぶり開幕3カード負け越し

 8回、空振り三振に倒れ、ベンチで悔しそうな表情を見せる近本(右端)。左は矢野監督
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 「DeNA9-1阪神」(28日、横浜スタジアム)

 劇的な逆転勝利から一夜にして貧打線に逆戻りだ。阪神はDeNAに投打で圧倒され、最下位に沈んだ1998年以来となる開幕から3カード連続の負け越し。初回に1点を先制しながら、二回以降はつながりを欠き、追加点を奪えなかった。矢野燿大監督(51)は、打率・114と力を発揮できていない近本の復調をカギに挙げた。何とかして、負の連鎖を断ち切ってくれ!

 反発力はないのか。意地を見せろ。球場外からファンの怒り、嘆きが聞こえてきそうな惨敗だった。投手陣は簡単に失点を重ね、攻撃陣は“スミ1”。投打で課題が見えたが、状態の波が激しい打線の状態は深刻だ。

 敗戦した7試合の平均得点は1点。矢野監督は「誰か一人が悪いということじゃない」と前置きした上で、奮起を促す意味を込めて近本の名前を挙げた。

 「チカ(近本)が機能してくると、相手にとっても嫌になるんでね。近本の復調というか、まずはチャンスメークを多くできるというのが、ウチにとって大事と思う」

 初回の攻撃が理想的だった。7試合連続で1番に入った近本は四球を選ぶと、1死後は二盗に成功。糸井の左前適時打で先制のホームを踏んだ。

 しかし、2打席目以降は快音も響かず、出塁もできなかった。沈黙に呼応したように打線も、二回以降は三塁を踏めなかった。

 近本は開幕2番でスタートし、3戦目の21日・巨人戦から1番に入った。同戦では今季初安打となる先頭打者本塁打を放ったが、状態が上向かない。11打席連続無安打で規定打席到達者ではワーストの打率・114まで落ち込んだ。四球も2つしか選べていない。

 3番・糸井、4番・マルテは好調なだけに、足でもプレッシャーをかけられる近本が復調すれば、得点力アップへの“特効薬”となる。井上打撃コーチは「そこがちょっと課題になってしまっているね。しっかり考えて練習もするし、研究もする子だから。もがいている状態だと思うから、コミュニケーションの中で解消する方向に持っていけたら」とメンタル面も含めて糸口を探っていく方針だ。

 ただ、悠長に構えてはいられない。開幕から3カード連続負け越しは1998年以来、22年ぶり。首位・巨人とは早くも4・5ゲーム差となり、9試合終了時点では99年の6ゲーム差以来の大差となった。120試合制の今季、これ以上の失速は致命傷となる。チームとしても一日も早い打開が待たれる。

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