阪神・藤浪は軽傷 右胸の筋挫傷と診断 近日中にもキャッチボール再開
阪神は5日、右胸の張りを訴えていた藤浪晋太郎投手(26)が4日に兵庫県内の病院で診察を受け、右胸の軽度の筋挫傷と診断されたことを発表した。
藤浪はこの日、鳴尾浜での練習に参加。「全然大したことないですし、時間もかからないと思うので、早く実戦で投げられるようにしっかり練習したいと。練習というか、ケアというか、していきたいと思います」と軽傷を強調した。
この日はノースローだったが、近日中にキャッチボールを再開できる見通し。「そのうちできると思うので。一応大事を取って、今ストップかけられていますけど。本当に休み明け(9日)には全然できますし、それぐらいの予定ではいてます」と話した。
藤浪は5月28日の甲子園での集合練習に遅刻。矢野監督と面談し、29日からの2軍再調整が決定した。右胸を負傷した3日の2軍練習試合・ソフトバンク戦(鳴尾浜)は降格後初登板で、巻き返しへの再スタートだったが、登板時に違和感を訴えて緊急降板していた。
今後の2軍調整に臨む心境を問われると、「頑張るしかないので。こうやってちょっとケガしちゃったので、実戦になかなか出られないですけど、早く実戦で結果を出して、野球で頑張ってアピールできるようにするしかないと思いますし、普段の練習からしっかりやって、いいプレーができるようにしたい」と巻き返しを誓った。