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阪神・青柳、新球「手応え」4回0封!左対策のカット、シンカーに矢野監督「成長」

 「練習試合、阪神3-2広島」(2日、甲子園球場)

 シーズンに向けた確かな布石に、試合後も充実感が漂っていた。6月19日の開幕戦に向け、再開した練習試合初戦。“開幕投手”を務めた阪神・青柳が4回2安打無失点に抑えた。強力な広島打線を相手に見せた快投。新球のカットボール、シンカーを存分に使い、相手に的を絞らせなかった。

 「キャンプで練習していたカットボールやシンカーを有効的に使えたので、シーズンでも使えるボールになった手応えはあります」

 振り返った言葉通りの投球だった。初回、先頭の田中広に対してカウント2-2から5球目。外のカットボールを使った。この回を三者凡退で斬ると、二回は糸原の失策で走者を置くも、続く安部を二ゴロ併殺打に打ち取った。さらに三回、1死から死球と四球で一、二塁としながらここで崩れない。

 再び田中広との対戦。2-2から5球目、真ん中低めにシンカーを落とした。空振り三振に打ち取ると、続く菊池涼も一ゴロに抑えてピンチを脱する。「死球の後の四球はもったいなかった」。反省も忘れないが「いろいろ試しながらできたので、その点は良かったです」と、手応えを口にした。

 矢野監督は「本当に良かった」とし、四回のピンチで耐えた投球を絶賛。2死一、三塁でメヒアとの対戦。フルカウントから空振り三振を奪った。「大事な最後の一球を投げ切れたのは成長を感じますね」。新球で引き出しが増えたことで、投球にも幅が生まれた。それが自信にもなる。

 全71球のうち28球がカットボールとシンカー。昨季苦手にした左対策として習得に励んだ新球だ。左打者のべ7人に許した安打は1本。収穫の多い一戦だった。開幕後は2カード目の初戦、23日のヤクルト戦(神宮)登板が有力。高橋、藤浪が抜けた開幕ローテ。柱として期待される右腕に、さらなる飛躍の予感が漂う。

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