阪神・梅野「先発候補はみんな状態いい」藤浪、高橋離脱もローテ投手に太鼓判

 阪神の梅野隆太郎捕手(28)が30日、開幕ローテーション候補投手の完成度に、信頼を寄せながら太鼓判を押した。この日は甲子園での合同練習に参加。6月19日のシーズン開幕に向け、着々と準備を進めている。

 前日29日、矢野監督は練習に遅刻した藤浪の無期限2軍降格と、高橋のコンディション不良を明かした。

 有力候補だった2人の離脱。開幕ダッシュを狙うチームにとっては痛手だが、正捕手は「特に大変だとは思っていない。いまいる先発候補の投手はみんな状態もいいですし、受けていて不安というものは感じていませんね」と説明した。

 開幕投手に内定している西勇を筆頭に、昨季1年間ローテを守り抜いた青柳や、秋山、岩貞らが有力候補。さらにこの日からは望月、斎藤らが甲子園の合同練習に参加した。また、助っ人投手ではガンケル、スアレスらも安定感が光る。さらに中田、岩田ら実績のベテランも控えている。

 従来の143試合制から、120試合に短縮されるシーズン。梅野は「常に勝つことをイメージしてますが、今年は試合数が減り、より1つの勝ち負けが大切になってくる。3連戦の頭はやっぱり取りたい」と、シーズンに向けた戦いに目を向けている。

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