阪神・島田「外野手の枠に食い込んでいきたい」矢野監督からもゲキ
阪神の島田海吏外野手(24)が21日、甲子園での分離練習後オンライン取材に応じた。
会見中には矢野監督がサプライズで登場。矢野監督から「何をアピールすんの?」と聞かれると「代走からしっかり盗塁…」と島田。するとすかさず、「途中からなん?」と監督からのツッコミが入った。
度重なるツッコミにたじたじになりながらも、島田がスタメンで出たいと意気込みを語ると、「おじいちゃん、おばあちゃんのために元気な姿見せたれ」と監督はげきを飛ばした。
島田は九州学院高2年時、選抜甲子園に出場。20日に決まった夏の甲子園大会中止について「僕も高校生の時に甲子園に向けて、3年間すごい思いでやってきたので、高校球児の思いも分かる気がする。大会がなくなるっていうのは本人にしか分からない、計り知れない思いがあると思う。そこに関しては掛ける言葉が見つからないのが本心」と思いを語った。
19日から始まった分離練習については、「野球ができるうれしさ。ありがたみとか、感謝の気持ちを持って練習に取り組んでいます」とコメント。
今後へ向けて、「外野手の枠になんとか意地でも食い込んでいきたい。一日一日を無駄な時間がないように、必死にアピールしていきたい」とアピールを誓った。