阪神ドラ2井上 一流ロード歩む! 決意の安芸キャンプ打ち上げ
「阪神2軍春季キャンプ」(26日、安芸)
阪神は26日、高知県安芸市で行われたキャンプを打ち上げた。ドラフト2位・井上広大外野手(18)=履正社=は初のキャンプを終え、一流選手への道を歩む決意を示した。
「自分の良い部分が見つかりましたし、ダメな部分も見つかったキャンプでした。良い部分はもっと伸ばせるようにがんばりたい。ダメな部分をなくして一流の選手に早くなれるように。これからも試合がある。焦らずにやっていきたい」
第1クールこそは昨年11月に負った右足首捻挫の影響で別メニューだった。しかし、15日の練習試合・四国銀行戦では“プロ初打席初本塁打”、23日の西武2軍戦(東部)ではプロの投手から初アーチと南国の地で強烈な存在感を残していた。
29日からの教育リーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に平田2軍監督は同4位・遠藤(東海大相模)とともに「もちろん連れて行くよ」と井上の遠征帯同を明言。本格的な実戦モードへ。未来の主砲は鍛錬を重ねた安芸での手応えを忘れずに一流選手への歩を進める。