阪神・小野 開幕ローテ入りアピール 2回無安打無失点

練習試合に先発する阪神・小野泰己=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(撮影・西岡正)
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 「練習試合、阪神-楽天」(20日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神の小野泰己投手(25)が先発し、2回を投げて無安打無失点。3四球と制球に苦しむ場面もあったものの、力強い直球で開幕ローテ入りをアピールした。

 初回、まずは先頭の辰己を、外角高めの直球で遊ゴロに抑えた。続く鈴木にも真っ向勝負で、143キロの直球で捕邪飛に。島内を四球で歩かせたが、最後は4番・浅村を二ゴロに打ち取って脱した。二回は1死から連続四球で一、二塁を招いたが、岡島を二ゴロ併殺に打ち取った。

 全34球中、半数の18球がボール球。制球面に課題は残したが、最大の魅力でもある直球には力があった。

 開幕投手には西が内定し、青柳もほぼローテ当確。残り4枠を新外国人のガンケルや、ガルシア、秋山、藤浪、岩貞らと争う。シーズン開幕まで1カ月。結果にこだわっていく。

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