阪神・糸井1番右翼で23日広島戦へ 198日ぶり実戦復帰!2番近本と初コンビ

 「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)

 阪神・糸井嘉男外野手(38)が、23日の広島とのオープン戦(コザしんきんスタジアム)に「1番・右翼」で実戦復帰する。昨年8月9日の広島戦(京セラドーム)で左足首を痛め、昨年10月の手術を経て198日ぶりとなる実戦。今シーズンのカギを握る「2番・近本」と“イトチカ”コンビ初結成となる。

 「まずは試合に出られる状態まできたので。それがうれしいです」。実戦復帰を目前に、糸井は喜びを口にした。「メスまで入れたので。そこが一番、気にしていたから」。試合中の負傷後、なかなか状態が上向かず、昨年10月に手術を決断した。懸命のリハビリを乗り越え、実戦復帰にメドが立った。

 18日からシートノックを再開。走塁練習ではケガの起因となったスライディングを反復した。着実に段階を踏みながら迎える実戦。井上打撃コーチは、1番起用に「いいんじゃないでしょうか。こういうオーダーがあるよ、というのをどんどん試していく」と復帰即、トップバッターを任せる考えを明かした。

 問題がなければ右翼の守備にも就く予定。1番か3番か、はたまた5番か。今後、ベストな形を見極めていくが、糸井の復帰で打線に厚みは増す。「打順はどこでもね。やりがいを感じてやりたい。ここまできたのが、うれしいですね」。今季を占う新オーダーは超人がカギを握る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス