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阪神・高橋 3回0封4K!カーブに手応え 矢野監督期待MAXエース級

 高橋は3回を無失点と好投を見せる
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 「練習試合、阪神7-6楽天」(16日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神・高橋遥人投手(24)が16日、楽天との練習試合で快投を演じ、西勇と並ぶエース候補に躍り出た。3点ビハインドの七回から4番手で今年2度目の実戦登板に臨み、4三振を奪うなど3回3安打無失点。最速148キロの直球に加えて、完全習得を目指すカーブに確かな手応えをつかんだ。矢野監督は2桁勝利は通過点として、大幅な貯金ができる先発ローテの柱として期待を寄せた。

 雨上がりの宜野座に新エース誕生の予感が漂った。先発ローテ入りが確実視される高橋が、3回3安打無失点、4奪三振の快投。点数を聞かれると「今日は自分でも良かったと思います。はなまるです」と照れ笑い。3年目の飛躍へ、結果と内容に自信を深めた。

 「前回は制球力。力を入れたときに乱れたので、今日はしっかりストレートを投げられた。低め低めを意識して投げることができました」

 3点ビハインドの七回からマウンドへ。1イニング目を無失点で乗り切ると、続く八回に圧巻の投球を見せた。先頭・藤田の二塁打と犠打で1死三塁。このピンチにギアチェンジだ。代打・和田を147キロ直球で見逃し三振に斬り、続く代打・内田も141キロの直球を懐にズドン!九回のスコアボードにもゼロを並べ、今年初のサヨナラ勝ちを呼んだ。

 最大の収穫はドロ~ンと曲がるカーブだ。「ストレートが悪いときにどう見せるか」。昨季後半に緩急の重要性を痛感した。「浮いてしまうボールがあった。確率を上げたい」と改善の余地はあるが、緩急自在の投球を身につければ鬼に金棒だ。周囲の評価も驚くほど高かった。

 バックネット裏から熱視線を送った中日・金子スコアラーが「素晴らしかった。カーブを有効に使っていて仕上がりがいい」と舌を巻けば、キャンプ指導最終日を迎えた山本昌臨時コーチも「本人の努力。順調に来ている」と合格点だ。

 極めつけは矢野監督の言葉。「頼もしく思う。今日が特別な投球だと思っていない」と信頼を寄せ、「2桁なんてそんな低いふうに思っていなくて、貯金をたくさんしてくれるピッチャーになってくれるでしょう」。先発ローテの柱となってくれることを期待する。

 前回、9日の日本ハム戦(名護)は2回2安打1失点。この日は反省を生かして、走者を背負っても粘り腰を発揮した。「西(勇)さん、青柳さんが粘っていいピッチングをしていた」と先輩の背中を追う高橋。伸びしろ無限大の左腕は今年、もっともっと大きく羽ばたく。

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