近本、母校の学長賞受賞式に出席 600人学生前に来シーズンの奮闘誓う

 阪神の近本光司外野手(25)が12日、兵庫県西宮市の関西学院大学上ケ原キャンパスで行われた学長賞の受賞式に出席した。

 関学の同窓生として輝かしい功績を収めた者に授与しようと、新たに同校が創設した『学長賞』。プロ1年目の近本は今季、巨人・長嶋茂雄を超えるセ・リーグ新人最多の159安打をマークするとともに、36盗塁で盗塁王のタイトルを獲得し、創立130周年を機に新設された賞を与えるにふさわしい活躍と判断された。

 村田治学長から奨励金と記念の盾が授与。約600人の学生を前に近本は「入団したときに新人王と盗塁王を獲りたいと言っていましたが、目標としていたことが1つ獲れなかった。それを来年の励みとして、精一杯頑張っていきます」と来シーズンの奮闘を宣言した。

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