青柳、1800万増「倍以上の評価、よかった」 来季は「2桁勝利は絶対に」
阪神の青柳晃洋投手(25)が5日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季推定年俸1200万円から、1800万増の3000万円でサインした。(金額は推定)
「倍以上の評価をしてもらえたので。よかったなと思います」
今季はキャリアハイとなる25試合に登板。西と2人、1年間ローテを守って9勝9敗、防御率3・14と好成績を残した。初めて規定投球回もクリア。充実した1年を過ごし「すごいいいシーズン。使ってもらったことによって、いいシーズンにさせてもらった」と矢野監督に感謝した。
さらなる成績を目指す来シーズンに向けて、秋季キャンプでは山本昌臨時コーチにも指導を受け、カーブやシンカーなど緩急をテーマに、投球の幅を広げようと努めた。まず目指すのは2年連続の開幕ローテ入りだ。
「僕は来年が約束された投手じゃないので。一発目から勝負できるように。開幕も早まるので、最初の実戦から全員と勝負できる状態にしておきたい」
すでに12月1日から再始動。例年よりも早まる開幕、早まるキャンプでの実戦に照準を合わせている。「今年、規定はクリアできましたけど、ぎりぎりだったので。そこをもっと伸ばしていきたい。なにより9勝で2桁に届かなかった。2桁勝利は絶対にしたいと思います」。さらに成長した姿で真価を証明する。