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小野、望月 あるぞ開幕投手!メッセ引退で大役“白紙”矢野監督アピール歓迎

 ブルペンで気迫の投球を見せる望月
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 「阪神秋季キャンプ」(18日、安芸)

 自力で奪い取れ!!阪神・矢野燿大監督(50)が18日、来年3月20日・ヤクルト戦(神宮)の開幕投手が白紙であることを明かした。今年のように競争させる方針を示し、秋季キャンプのブルペンで目立った望月惇志投手(22)、小野泰己投手(25)らも候補に挙げた。本命の西勇輝投手(29)や、対抗の高橋遥人投手(24)、青柳晃洋投手(25)らに追いつき、追い越す奮起を期待した。

 猛烈アピールなら大歓迎だ。5年連続開幕投手のメッセンジャーが引退し、空席となった大役の座。矢野監督は「誰っていうのが、決まってるわけじゃないので。出てきてくれたら」。3月3日のオープン戦・ソフトバンク戦後に決定した今季と同様に、来季の開幕投手も競争の末に決断する考えを明かした。

 現時点では今季チーム唯一の2桁となる10勝を挙げた西が本命。ローテに定着した高橋遥、青柳も有力候補だ。今秋キャンプでアピールを続ける岩貞、秋山らの名前も挙がる。18年に中日で13勝を挙げたガルシアや、復活を期す藤浪もいる。

 だが、矢野監督の構想にあるのは、実績豊富な投手だけではない。この日のブルペンでは、小野と望月が指揮官の胸を高鳴らせた。

 右肘痛からの復活を期す小野は70球を投げた。「このキャンプで一番、力強いボールが行っていたと感じた」と振り返る右腕を、周囲が絶賛。矢野監督は「何勝してくれるんやろう、と期待値が上がるようなボールやった」と話せば、山本昌臨時コーチも「速い速い。俺の人生で投げたことのないようなボールを投げているよ」と賛辞を惜しまなかった。

 望月も遜色ない投球だった。190センチの長身から投げ下ろす直球は迫力十分。山本昌臨時コーチはメッセンジャーの後釜候補に名前を挙げ、「いい感じ!言うことない」と評価した内容だった。

 来季の開幕戦は3月20日・ヤクルト戦。矢野監督は一人にしか与えられない大役を目指し、熱い競争が繰り広げられることを願う。

 「『勝てればいいな』という思いでいるのか、『自分が勝たせるんや』と思えるのか。それで全然違った練習の中身になると思う。モッチー(望月)も入ってきてると思うし。小野とかもそういう立場になっているので」

 今季は中継ぎだった小野は「先発でやりたい思いはある。勝負できるようにしたい」と巻き返しを期す。望月も「名前を出していただけてありがたい。しっかり過ごしたい」と力を込めた。実績豊富な投手が大役を担うのか。成長著しい若手が勢いで奪うのか。名誉ある開幕投手を懸けた熱い戦いが幕を開けた。

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