ドラ1西“西のススメ”実践へ 先発ローテ想定のランニング開始

 笑顔を見せながら安芸を離れるドラフト1位指名の西
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 阪神からドラフト1位指名された西純矢投手(18)=創志学園=が10日、既に先発ローテを想定したランニングを開始していることを明かした。貴重なアドバイスを受け、即実行へ。教えを胸に刻み、1年目から結果を残す。

 まさに“西のススメ”だった。遠戚の西勇輝から、電話でもらった助言の一つにこんなものがあった。「プロの先発は、ローテに合わせたランニングが習慣になっているよ」。その言葉が発端となり、西の練習に少し変化ができたという。

 まずは週2~3回入るというブルペンの1日を実戦日と位置付けた。そこに照準を合わせ、長距離→中距離→短距離とプロさながらの調整を取り入れた。「そういう練習をすることによって、目指した日に自分の思ったピッチングができるようになってきたと思う」と手応えは十分だ。

 さらなる刺激も受けた。2日間のキャンプ見学を終え、感じたのはプロの高いレベル。帰り際には多くの阪神ファンから拍手で見送られ、「頑張ってね」の声援に小さくうなずいた。結果で恩返しする。西は表情を引き締めた。

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