糸原の犠飛で先制「最低限の仕事」チャンスメークは5番大山

2回、巨人・高橋(左)から先制犠飛を放つ阪神・糸原=東京ドーム(撮影・中田匡峻)
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 「セCSファイナルS・第4戦、巨人-阪神」(13日、東京ドーム)

 崖っぷちの阪神が、2試合続けて先制点を奪った。阪神の糸原健斗内野手(26)の犠飛で、手堅く1得点。手負いの中、先発マウンドへと上がる西へ。幸先良く、援護点をプレゼントした。

 0-0で迎えた二回。まずは11日に決勝弾を放っていた大山が、左腕・高橋を捉えた。高めの直球に反応すると、打球は左中間を真っ二つ。先頭打者が二塁打でチャンスメークすると、続く梅野が犠打に成功。1死三塁とし、最後は糸原が左翼への大飛球で大山をかえした。球団広報を通して、糸原は「悠輔(大山)と梅野さんが作ってくれたチャンスだったので、なんとかかえしたかった。最低限の仕事ができてよかったです」とコメントした。

 CSファイナルSは、ここまで巨人に1勝3敗。まさに崖っぷち状態だが、ここで先発・西が左足親指の負傷からマウンドに帰ってきた。投げられなかったことを悔やんだ右腕は、「恩返し」という言葉を紡ぐ。そんな西を早期援護だ。まずは阪神が先手を取った。

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