福留が巨人バッテリーの隙を突く二盗 今季初の盗塁でチーム鼓舞

 「セCSファイナルS・第4戦、巨人-阪神」(13日、東京ドーム)

 どよめきが、すぐさま歓声に変わった。阪神の福留孝介外野手(42)が初回、超積極的な走塁で二盗を決める。今季“初盗塁”で、手負いの最年長野手がチームを鼓舞した。

 初回だった。2死走者なしから、ボールを見極めると、四球で出塁。次打者・マルテへの初球だった。一気にスタートを切ると、球場はどよめく。42歳が決めたCSでの盗塁。高橋-大城の巨人バッテリーの無警戒の中、きっちりと決めると、歓声が起こった。

 CSファーストS、ファイナルSと厳しい攻めにあっており、3個の死球を食らっていた。体はアザだらけ。万全ではない中での、強行出場でこの日は足でも魅せた。福留のCSでの盗塁は、プロ16年間でこの日が初めてのこと。

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