望月 丸、岡本に連続被弾 坂本勇を併殺に仕留めた直後に…

 1回、巨人・岡本和真に2者連続となるソロを浴び、天を仰ぐ阪神・望月惇志
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 「セCSファイナルS・第1戦、巨人-阪神」(9日、東京ドーム)

 阪神の先発・望月惇志投手が初回、巨人打線に捕まり先制点を献上した。

 大事な初戦を任された望月は、先頭の亀井に四球を与えたものの、続く坂本勇を151キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。しかし、2死走者なしから3番・丸にフルカウントからの6球目、152キロストレートを完璧に捉えられた。打球はバックスクリーン左へと飛び込む先制ソロ。球場内は、巨人ファンの大歓声に包まれた。

 余韻が残る中、続く4番・岡本にもフォークを左翼スタンドに運ばれ2点目を失った。左翼・福留が一歩も追わない、打った瞬間それと分かる一発で2者連続本塁打。スタンドではオレンジ色のタオルが揺れ、右腕は天を仰いだ。猛虎にとっては是が非でも取りたい初戦。しかし、試合開始早々に主導権を握られた。

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