矢野監督再び勝負手 今季初!守護神・球児を八回から投入

 「セCSファーストS・第3戦、DeNA-阪神」(7日、横浜スタジアム)

 阪神の矢野燿大監督が1点を勝ち越した八回、再び勝負手を切り出した。藤川を八回から前倒して押して投入した。守護神を八回から起用するのは、今季初となった。

 この回、藤川は代打・梶谷を空振り三振に斬ると、神里は中飛に。ソトも中飛に抑えて3人で封じた。完全に流れを立つマウンドとなった。

 この試合、矢野監督は0-0の四回に2死一、二塁になったところで、代打・鳥谷を投入。3回まで1安打無失点と好投していた先発・高橋遥に代えるなど前半から“勝負手”を繰り出している。

 藤川が今季、レギュラーシーズンでイニングをまたいだのは、6月9日の日本ハム戦(甲子園)が唯一。7月26日の巨人戦(東京ドーム)で、抑えに再転向以降は1イニング限定での登板が続いていた。

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