ガルシアが粘投で六回途中1失点 106日ぶり3勝目の権利得て降板

6回途中、降板する阪神 オネルキ・ガルシア=東京ドーム(撮影・高部洋祐)
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 「巨人-阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神の先発、オネルキ・ガルシア投手が、5回1/3を投げ4安打1失点。8月25日以来の1軍マウンドで6四球と苦しみながらも、何とか試合を作り、勝利投手の権利を手にしてベンチに戻った。勝てば、6月2日以来の3勝目となる。

 粘りの投球だった。初回2死から3番・丸に四球、続く岡本の中前打で一、二塁のピンチを迎えたが、ゲレーロを空振り三振に斬って立ち上がりを無失点で切り抜けた。

 三回は先頭の9番・桜井を四球で出塁させ、続く石川に右前打でつながれたが、2番・坂本勇を右飛。1死一、三塁から迎えた3番・丸を150キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留め、ピンチを脱した。四回に小林の適時打で同点とされたが、最少失点で踏みとどまり、粘投を続けた。

 直球にはスピードと球威があり、スライダーとチェンジアップを織り交ぜて要所を締めたガルシア。六回、先頭の岡本に四球、1死から山本に四球を与えて一、二塁としたところで矢野監督が交代を告げ、マウンドを降りた。

 ガルシアは降板後「先頭へのフォアボールが多く大事な所で投げミスも出たけど、野手のみんなが守ってくれてなんとか粘る事ができたね。後はチームが勝つようにしっかりと応援するよ」とコメントした。

 ピンチの場面で後を受けた2番手・島本は、代打・陽の内野安打で1死満塁のピンチを背負い、8番・小林を空振り三振。2死満塁から代打・大城を二ゴロに仕留めて1点のリードを守り抜き、七回は岩崎が無失点に相手打線を封じた。

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