マルテが12イニングぶりの安打 梅野、適時打でノーノーの悪夢払拭

4回阪神無死、中越え二塁打を放つ阪神 ジェフリー・マルテ=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人-阪神」(15日、東京ドーム)

 ノーヒットノーランを喫した悪夢から一夜明け、阪神打線が12イニングぶりの快音を響かせた。

 先発・岩貞が2点を先制されたが、直後の二回。先頭のマルテが二塁・田中俊の頭上を越す右前打で出塁すると、1死を挟み、高山も右前へとはじき返した。続く大山は三振。2死一、二塁となって、8番・梅野が狙ったのはフルカウントからの6球目だった。131キロの変化球を右前へ。まずは1点をかえし、点差を1点に縮めた。

 今日負ければ、優勝の可能性が完全消滅。13年ぶりに喫したノーヒットノーランという屈辱後、浜中打撃コーチも「もう負けるわけにはいかない」と言葉を絞り出した。負けられない残り10試合。まずは逆転を目指す。

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