藤原オーナー 大逆転ある!こんな時こそ「攻め、攻め」や!
阪神の藤原崇起オーナー(67)が19日、大阪市内の電鉄本社で取材に応じ、3連敗中のチームに対して攻撃的な姿勢を貫く必要性を説いた。
残り30試合。首位・巨人と11・5ゲーム差で、CS圏内の3位・広島とは5ゲーム差。現状は厳しいが、総帥は前向きだった。「こんな時こそ『攻め、攻め』ですよ。みんなが攻めることだけ考えてやる。『あとのいろんなことを考えてやってます』っていうんじゃ(前進が)ないと思います」。今季は広島の3度の8連勝があれば、ヤクルトの16連敗もあった。何度も大きな波があり、阪神も勢いにさえ乗れれば、大逆転は可能とみる。
11日に会談した矢野監督には、改めてエールを送った。「胸張って、ガッツポーズでやってほしいですね」。原点に立ち返った積極的な野球を期待した。