メッセ、捕手座らせ32球投げた 回復順調!近日中にいきなり実戦登板も
阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が15日、鳴尾浜で再来日後、初めて捕手を座らせてのブルペン投球を行った。順調な回復ぶりを見せる右腕は、近日中にも2軍戦で実戦登板する可能性が浮上した。
着々と段階を踏んでいる。13日には再来日後初めてブルペン入りして、捕手を立たせたまま約15球。この日は捕手を座らせ、変化球も交ぜながら32球と本格的な投球練習で感触を確かめた。チェックした平田2軍監督は「見事だね。コントロールがさすが。球に力があるしブランクを感じさせない」と明るい表情で絶賛した。
今後の見通しは、段階を踏みながらではあるが、シート打撃で打者相手に投げることも考えられる一方、「試合で投げたいなら、本人の意向を尊重して」と平田2軍監督。いきなり実戦復帰する可能性を示唆した。感触を問われた右腕は「良かった。もうちょっとね」とまずまずのジャッジ。完全復活へ、ギアを上げていく。