「阪神－中日」（３０日、甲子園球場）

　阪神は夏のロード前最後のカード。今季４勝１０敗と最も負け越している５位・中日を迎え撃つ。

　２６日の巨人戦（東京ドーム）から１軍に緊急昇格し、いきなり決勝本塁打を放ったソラーテはその試合と同じく「２番・遊撃」で甲子園デビューを果たす。試合前練習では藤本内野守備走塁コーチとサインプレーや守備位置などを確認した新助っ人。聖地の虎党の前で再び存在感を示すことができるか。

　先発は本拠地初勝利を目指すガルシア。同じ古巣・中日相手だった前回１５日の対戦では６回２失点で勝敗は付かなかった。その翌日には自慢の真っ赤なモヒカンスタイルをやめ、丸刈りで現れた左腕は「まだ甲子園で勝てていない。カードの頭だし、しっかり取れるように頑張るよ」と気合十分だ。

　中日の先発は今季６勝６敗、防御率２・９６の大野雄。今季は阪神相手に２勝０敗と相性の良さを見せている。

　【中日】

　１番・右翼　平田

　２番・中堅　大島

　３番・左翼　アルモンテ

　４番・一塁　ビシエド

　５番・二塁　阿部

　６番・三塁　堂上

　７番・遊撃　京田

　８番・捕手　木下拓

　９番・投手　大野雄

　【阪神】

　１番・中堅　近本

　２番・遊撃　ソラーテ

　３番・右翼　糸井

　４番・三塁　大山

　５番・左翼　福留

　６番・一塁　マルテ

　７番・二塁　糸原

　８番・捕手　梅野

　９番・投手　ガルシア