北條、反撃の2号ソロ「どんな形でも塁に出る気持ち」 遊撃争いでアピール
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「阪神-DeNA」(24日、甲子園球場)
阪神の北條史也内野手(24)が五回、1点差に詰め寄る今季2号を放り込んだ。
2点を追う五回。1死走者なしから、この日の第2打席が回ると、カウント3-1からの5球目だった。138キロの直球をフルスイングで狙うと、打球は左翼席へと一直線。6月8日の日本ハム戦(甲子園)以来となる、第2号ソロ本塁打を描いた。
北條は球団広報を通して、「劣勢だったので、どんな形でも塁に出るという気持ちでした。その結果がホームランになってよかったです。ここから逆転できるように頑張ります」とコメント。1点差。粘投を続ける先発・青柳の援護を誓った。
23日のDeNA戦で先発した鳥谷も、2安打と好守で存在感を見せつけた。そしてこの日は、左腕対策として先発起用された北條に一発。2軍戦では新外国人のソラーテが遊撃で先発出場していた。虎の遊撃争いが、激しさを増していく。