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原口、諦めない!主軸で引っ張る!「スカパー!サヨナラ賞」虎戦士2カ月連続受賞

 セ・パ両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」の6月度の受賞選手が発表され、阪神の原口文仁捕手(27)が選出された。5月度受賞の高山に続いて、阪神の選手が2カ月連続の受賞は球団初。この日は雨天中止とはなったが、手負いのマルテに代わり、「5番・一塁」で先発オーダーに名を連ねていた。授賞式では「諦めない」と言い切り、6連敗中のチームにとって明るい光となりそうだ。

 乾いた音が何度も響き渡った。18時10分、雨天中止発表。その時間、原口は室内練習場でマシン打撃を行っていた。「まだまだ…もっと頑張ります」。6連敗中と重たい空気を吹き飛ばすのは、諦めない心。強い思いが突き動かした。

 甲子園では、雨音の中で先発オーダーが発表されていた。「5番・一塁、原口」。2試合連続の先発出場だった。「なんとか結果を継続して残して、チームの勝利に貢献できるように」。マルテもこの日から合流したが、万全ではない。だからこそ球宴で2戦連続の劇弾、17日の中日戦(豊橋)では一時勝ち越しとなる適時打も放った男に、クリーンアップは託された。

 またこの日は、6月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞。本拠地でかなえた夢が、初受賞をもたぐり寄せた。舞台は6月9日の日本ハム戦。2度も同点に追いつき、迎えた九回。2死走者なしから、高山、北條がつなぐと、代打・原口がコールされる。すると大歓声に後押しされるかのように、“必死のグッチ”で中前へと運び、歓喜のシャワーを浴びた。

 復帰5試合目だった。試合後には、矢野監督が涙するほどの劇的な幕切れ。それでも「その場面でたまたま僕だったっていうこと。その前にも後にも、選手全員の頑張りがあります」と仲間への思いは最後まであふれた。

 現在チームは今季ワーストタイの6連敗中。喜びの中に、悔しさがにじんだ。「まだまだ諦める試合数でもないので。勝利を目指して、どんな場面でも最後まで諦めないことが勝ちにつながる」。残り56試合。勝利だけを信じて、この日もバットを振り続けた。

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