「中日－阪神」（１５日、ナゴヤドーム）

　阪神のジェフリー・マルテ内野手が五回、途中交代した。左足付近を痛めたとみられる。

　マルテは同点で迎えた四回、２死一塁で打席に立つと、左翼線を破る二塁打を放った。左翼・アルモンテの動きを見て、マルテは一気に二塁を狙う。タッチをかいくぐるようにして二塁に滑り込んだ際、足が合わなかったのかグラウンドに倒れ込んだ。

　ベンチからトレーナーや、矢野監督らも飛び出して様子をうかがったが、マルテは起き上がってプレー続行。裏の守備にも就いたが、続く五回の守備から高山が左翼に入り、左翼の陽川が一塁に回った。

　３月中旬に右ふくらはぎの張りを訴え、開幕は出遅れたが、シーズン途中から５番に定着。直近ではコンスタントに安打を放ち、打率も・２６９まで上昇していた。

　ベース付近では、かなり痛がる様子を見せただけに、今後の状態が気がかりだ。