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矢野虎、後半戦こそ嵐を呼べ!聖地で3タテ…Gと9・5差も「まだ59ある」

 6回、糸井は右前打を放ったがオーバーランし、一塁へ戻れずアウトとなる。一塁手は大城(撮影・坂部計介)
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 「阪神1-4巨人」(10日、甲子園球場)

 矢野阪神はなすすべもなく、宿敵巨人に今季3度目の3タテを食らった。頼みのメッセンジャーが2回でKOされれば、打線も8安打でわずか1得点の拙攻。借金2ながら2位タイはキープしているものの、首位とは今季最大9・5差まで開いてしまった。このままズルズルいくわけにはいかない。後半戦に夢をつないでくれ!

 宿敵の背中がかすむ。前半戦最後の伝統の一戦。3夜連続で悪夢は繰り返された。最下位に沈んだ95年以来となる1シーズンで巨人に3度目の同一カード3連敗。矢野監督は最高のガッツポーズを繰り出すことはなく、静かに敗戦を見届けた。

 「負けている試合ってずっとそうなんだけど、チャンスは作れてるけど、あと一本というところが出ないのでね」。もどかしさを残したまま前半戦が終了。試合後、ファンにあいさつする表情も沈んでいるように見えた。

 初戦は競り負けて、2戦目は完封負け。そして3戦目。巨人の先発左腕・今村に対して右打者の野手を6人並べたが、序盤に4失点すると、反発する力はなかった。

 貧打が焦りを生む悪循環があった。六回無死。右前へライナーを放った糸井は、一塁を大きめにオーバーランした。すると、右翼・亀井が一塁へ送球。糸井は一塁へ背中を向けており、体を反転させてヘッドスライディングで戻ったが、タッチアウトとなった。

 清水ヘッドコーチは「二つ(二塁へ)行ってやろうというアレ(気持ち)が空回りしたね」。続く大山、マルテが連打を放っており、結果的にベテランのわずかな隙で、反撃の糸口を逃してしまった。

 借金2で2年連続の負け越しターンとなった。矢野監督は「それはもうしゃあない。そんなんは。何を言ったって返ってけえへんし。それは取り返すしかないので」といつも通り前向きな姿勢を貫いた。

 ただ、楽観視できない状況も近づいてきている。首位・巨人とは今季最大の9・5差。早ければ16日にも自力優勝の可能性が消滅する。

 「オールスターブレークで気持ちの部分と、やれることはやっていって。まだ59(試合)あるんで、自分たちの野球ができるようにっていうのと、成長していかないとやっぱり上に行けないので」

 今は一つずつ目の前の課題をつぶしていくしかない。リーグ再開となる15日・中日戦(ナゴヤドーム)までの4日間で、再浮上へのきっかけを見いだしたい。

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