近本、23打席ぶり安打は6号ソロ「最高の結果に」

3回、右越えに勝ち越しソロを放つ近本(撮影・高部洋祐)
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 「交流戦、阪神-楽天」(18日、倉敷マスカットスタジアム)

 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が三回に6号ソロを放ち、23打席ぶりに快音を響かせた。

 先頭で迎えた同点の三回。カウント2-2から左腕・塩見が投じた8球目、内角寄りの119キロスライダーをコンパクトなスイングで捉えた。鋭い打球は失速することなく一直線に右翼席へ到達。5月26日のDeNA戦以来となるアーチで、一時勝ち越しの一発となった。

 球団を通じて「先頭だったので、自分の仕事をしようと意識して打席に入りました。ここのところ打つことができていなかったので、何とかヒットでチームに勢いを付けたいと思っていましたが、最高の結果になりました」とコメント。

 この試合前まで最近10試合で打率・067と苦戦していたルーキー。「見つめ直してやっていきたい。相手に合わせて考えながらやっていければいいと思う」と必死に模索していたが、ようやく復調へのきっかけとなる一発を放った。

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