梅野 侍・稲葉監督の前で勝つ「チーム勝たせる捕手に」変わらぬ全力プレー見せる!

 猛虎バッテリーが侍指揮官の前でアピールする。野球日本代表・稲葉監督が20日の阪神-楽天戦(甲子園)を視察予定。阪神・梅野隆太郎捕手(28)と同日先発予定の高橋遥人投手(23)は17日、ともにチームの勝利最優先の姿勢を強調した。全力プレーで来夏の東京五輪での侍ジャパン入りにつなげる。

 この日28歳の誕生日を迎えた梅野が稲葉監督の前での勝利を誓った。20日・楽天戦を視察に訪れるが、それでも猛虎の正捕手は、変わらず全力プレーを見せていく。

 「チームもこうやって(交流戦で)負け越している。とにかくキャッチャーとして、チームを勝たせられるように。それしか今は考えてない」

 言葉には、正捕手としての自覚がにじんだ。今季はここまで扇の要を守り続けてきた。目標であった打てる捕手へ。出場65試合で、打率・292、6本塁打を放つなど、梅野の打棒は今やチームに欠かせない武器だ。また捕手として、ワンバウンドは体を張って止め、盗塁阻止率・366。一気に日本代表候補へと名乗りを上げた。

 チームを勢いづけるためにも、梅野が重要だと位置づけたのは18日の楽天戦だ。「カードの頭を取ることを、バッテリー中心にやっていきたい」。倉敷の地はチームとしても通算25勝14敗1分けと相性のいい、いわば“ホームグラウンド”でもある。19日、そして稲葉監督が視察に訪れる20日の試合へと弾みをつけるためにも、勝って本拠地・甲子園に戻る。

 「日の丸への思い?今はシーズン中。まずはチームとして勝つことを考えたい」。勝ってこそ輝く捕手の仕事。日本代表は11月にプレミア12、最終的には来年夏に東京五輪を控える。矢野阪神を勝利に導くことで、侍ジャパンの正妻へと駆け上がる。

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