先制!復帰即先発の福留が激走で生還 高山が適時打&北條スクイズ

4回、高山のタイムリーで生還する二走・福留(撮影・田中太一)
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 「交流戦、ソフトバンク-阪神」(11日、ヤフオクドーム)

 阪神が四回、首位・ソフトバンクから先制点を奪った。中軸から作ったチャンス。下位打線の高山が打ち、北條が意表を突くスクイズを決めた。

 両軍無得点のまま迎えていた。両チーム合わせて3回まで、ヒットは1本。しびれる投手戦の中で、阪神がまずは試合を動かした。この日右ふくらはぎの筋挫傷から復活したばかりの福留が四球を選ぶと、梅野の犠打が内野安打になって好機拡大。1死一、二塁で、8番・高山に打席が回った。

 9日までは福留が離脱中ということもあり、8試合連続で先発出場だった高山。3試合連続打点を挙げるなど絶好調だった男が、3球目の真ん中直球を見逃さなかった。右前へはじき返し、二走・福留が一気にホームへ。ソフトバンクの懸命な返球の下をかいくぐり、先制のホームをタッチした。

 さらに1死一、三塁で北條。1球目を見送りボール。その2球目だった。意表を突くスクイズを決め、三走・梅野がホームイン。球団広報を通して、高山は「チャンスの場面で回ってきたので、甘い球がきたら絶対に打つという気持ちで立ちました。しっかりと打つことができてよかった」と話し、「サインが出たときに、絶対に決めてやるという気持ちでした。成功してよかったです」とは北條。9日の日本ハム戦で矢野監督を感動させた高山&北條の活躍で、阪神に大きな2点が入った。

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