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福留 昇格即先発へ 頼もしすぎるで!抹消から最短カムバック

 阪神の福留孝介外野手(42)が11日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で昇格即先発出場することが10日、分かった。右ふくらはぎの筋挫傷から、この日1軍合流。博多へ移動した。守備に就くかどうかは、改めて状態を確認した上での判断となるが、帰ってきたベテランがチームをけん引する。

 チームを思う気持ちが、ベテランを突き動かしていた。5年ぶりの2軍戦出場。守備にも就いた。右ふくらはぎの筋挫傷を負った福留が、最短である10日間の“リハビリ”から帰ってくる。交流戦首位を走るタカ狩りへ。昇格即先発出場が、信頼の証しだ。

 5月31日だった。広島戦の序盤に右ふくらはぎの異変を訴え、途中交代。病院へと直行したが、翌日には抹消となった。右ふくらはぎの筋挫傷-。診断結果を受け止め、静かに早期復帰を目指した。

 3日後となる今月4日。福留が動き出す。屋外でのウオーキングや軽めのランニング。そしてキャッチボールに加え、マシン打撃も行った。患部の状態を確かめながら、少しずつ準備を進めていった。今年でプロ21年目。自身の体と向き合い、見つめることができるのも、ベテランのなせる業の一つだ。

 2軍戦では志願の連続だった。「もう1打席立ってもいいですか」、「明日は守備に就かせてください」。14年6月25日以来、5年ぶりとなる2軍戦で思いが募る。5打数2安打。長打も放ち、暴投の際には積極的な走塁も見せた。守備もこなし、走攻守そろっての1軍復帰を決めた。

 離れていても、チームのことを思いやった。普段顔を合わせない若虎にも、積極的に声をかけた。ティー打撃のトスを福留自らが上げ、すぐさま気づいたことを細かく伝えた。姿勢、言葉のどちらでもチームをけん引できるベテランの力。矢野監督も「孝介がいるだけでね、存在としてチームにとって大きい」と待ち望んだ復帰だ。

 清水ヘッドコーチも「もちろんスタメンでいってもらう」と先発出場を明かした。復活の地・福岡へ。福留が静かに前を向く。「チームに貢献するために上がってきた。そのために準備してきたので。努力して頑張ります」。矢野阪神に欠けていた大きなピースが、打線にそろった。

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