阪神、3発で天敵の浜口をKO 二回にマルテ、中谷が連続アーチ

2回、ソロを放った阪神・中谷将大は阪神・矢野燿大監督に迎えられ喜ぶ=横浜(撮影・田中太一)
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 「DeNA-阪神」(26日、横浜スタジアム)

 阪神が二回、ジェフリー・マルテ内野手と中谷将大外野手が2者連続本塁打を放った。

 この回、先頭の梅野が左中間への三塁打で出塁。マルテが1ストライクからの2球目、浜口が投じた124キロチェンジアップをフルスイングした。打球は低い弾道で左翼席へ着弾する4号2ラン。助っ人が一振りでチャンスをものにした。

 マルテは「いいピッチャーで、いいボールを投げてくるのは分かっていたので、自分のポイントでしっかり打つことを心がけていたよ。打席の中でポジティブな気持ちを持って打つことができて、本当に良かったよ」と振り返った。

 猛虎打線の勢いは止まらない。続く中谷。カウント1-1からの3球目、高めに浮いた142キロ直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は失速することなく左翼席の中段へ到達。「ゾーンをあげて、真っすぐをしっかり仕留めることができました。マルテが打ったいい流れで自分も打つことができてよかったです」。4月18日のヤクルト戦以来となる5号ソロで応戦した。

 初回には、ドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)がプロ初の先頭打者本塁打をマーク。猛虎打線が2イニングで3本塁打と猛打を振るい、相手先発左腕・浜口を1回2/3でKO降板させた。

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