メッセンジャー6回6失点KO 判定に不服?自己ワースト8四球

6回、DeNA・筒香嘉智に2点適時二塁打を浴び、マウンドを蹴るメッセンジャー=横浜(撮影・出月俊成)
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 「DeNA-阪神」(25日、横浜スタジアム)

 阪神の先発、ランディ・メッセンジャー投手が5回2/3を投げ6安打6失点で、無念のKO降板となった。

 立ち上がりを三者凡退に片付けたが、二回に先頭の筒香から3者連続四球で無死満塁。ここで中井を三ゴロ併殺。なおも2死一、二塁から大和に四球を与え、このイニング4つ目の四球。2死ながら満塁のピンチを招いたが、上茶谷を空振り三振に仕留めた。

 ストライクコールでもおかしくない際どい球をボールと判定されるケースが目立ち、何度も不服そうな表情をマウンドで見せたが、何とか無失点で切り抜けた。三回以降も毎回走者を許しながらも粘投を続けていたが、五回にロペスの犠飛で先制点を献上。球数が五回で105球に達していた右腕は六回に相手打線に捕まった。

 安打と2四死球でピンチを招き、2番・宮崎に中前適時打。続くソトにも痛烈な打球を放たれたが、遊撃・木浪のダイビングキャッチで2死を奪った。しかし筒香に左翼フェンス直撃の適時2塁打を浴びてKO。この試合最後に投じた135球目を、相手の主砲に捉えられ、無念の降板となった。

 右腕は18年4月5日から、DeNAには8試合負けなしの7連勝中だったが、この日は自己ワーストの8四球で死球も1。9四死球で球数を要し、135球と苦しんだ。1軍復帰を果たした4日の同戦(甲子園)以降、白星から遠ざかっている虎のエースは、またもや白星をつかめなかった。

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