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矢野虎、初星また献上 好機作れど…19歳・清水攻略できず 6カードぶり負け越し

 3回、清水(50)に三ゴロに仕留められる大山(撮影・山口登)
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 「阪神2-5中日」(12日、甲子園球場)

 阪神の得点は初回の2点のみ。プロ初先発となった中日の19歳右腕・清水を攻略できなかった。相手先発にプロ初勝利を献上したのは、今季これで3度目だ。2連敗で6カードぶりの負け越しとなり、3位タイ。14日からは今季0勝6敗と苦しめられている巨人との2連戦に臨む。

 悔しさを押し殺し、淡々と言葉を紡いだ。13三振を喫した11日・中日戦に続き、今度は19歳に屈した。もどかしさが残る4月21日以来の連敗。矢野監督もトーンは沈んだままだった。

 「(点を)取れそうなところで取れてない。流れを持ってくることができなかった」。プロ初先発となった17年夏の甲子園優勝右腕・清水に5回2失点でプロ初勝利を献上。3試合連続で4万4000人以上が駆けつけたスタンドを見上げる表情は、曇ったままだった。

 昨年7月3日に救援で1イニングだけ対戦した右腕を、攻略できそうで、できなかった。三回以外は毎回走者を出し、得点圏にも走者を進めた。捉えた打球も多く、好守に得点を阻まれたシーンもあった。清水の印象を問われた矢野監督は「こっちが(5回まで)持たせてしまった、という感じにしか見えない」と首をかしげる。

 2度の送りバント失敗などで好機をつぶし、楽に投げさせてしまった面もある。清水ヘッドコーチは「前半でつぶさないと。ああいう投手はマウンドや雰囲気に慣れるとどんどんよくなる」。経験値はこちらが上。若手にはスキを見せない攻撃の必要性を説いた。

 4月4日・巨人戦の高橋、同11日・DeNA戦の大貫に続き、今季3度目のプロ初勝利献上となった。3日・DeNA戦は逆転勝ちしたが、プロ初登板初先発の阪口に5回2安打無失点で、勝ち投手の権利を持ったままでの降板を許している。

 今後もデータが少ない投手をぶつけられる可能性がある。矢野監督も「僕らはそういうところ(好機)で点を取っていかないと。これから成長していきたい」。同じ失敗を繰り返さない集中力を持ち、経験を糧にしたレベルアップを約束した。

 6カードぶりの負け越しで3位タイ。14日からは東京ドームで、今季6連敗中の巨人と戦う。「今シーズンはやられてるのはもちろん分かっているし、巨人に特別な思いを持って戦いたい」。13日は甲子園で投手と野手の指名練習が行われる予定。態勢を立て直し、東京に乗り込む。

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