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ジョンソン15戦連続0封 八回ピンチも13球で火消し

 8回、2者連続三振で後続を断ち、ガッツポーズを繰り出すジョンソン=甲子園
8回途中から登板するジョンソン(撮影・北村雅宏)
8回途中、リリーフカーを降りてマウンドに向かう阪神 ピアース・ジョンソン=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神7-5DeNA」(5日、甲子園球場)

 陰のヒーローは笑顔のまま、すれ違う1人、1人にお辞儀しながら帰り道を歩いた。八回のピンチで魅せた13球の火消し。2者連続三振で導いた流れ、勝利の機運。チームの窮地に活躍する助っ人がいる。またも阪神のジョンソンが救った。脅威の15試合連続無失点。“ミスター0”がいる。

 「もちろん準備はできていたよ。信頼して使ってくださる首脳陣に、感謝したいね」

 同点に追い付いた直後。代わった能見が1死一、二塁のピンチを招いた。ここで「ジョンソン」の名前がコールされると、満員の観衆は大熱狂。結果で信頼をつかんだ歓声に、またも応えてみせた。大和にフルカウントまで粘られたが、外角に沈むカーブで空振り三振に斬る。

 ここで重盗を決められ、二、三塁になったが、慌てない。続くロペスを2-2から、同球で空振り三振に仕留めた。小さく右拳を握り、吠(ほ)える。すでに球団の外国人最長だったリベラ(1998年、13試合)を上回っており、これで登板15試合連続無失点と、最長記録を更新した。

 マウンドを降りれば、心優しい素顔がのぞく。登板後、投球を振り返る中でも、真っ先に口にするのが仲間の活躍だ。「能見さんの球は素晴らしかったが、不運な形になった」。2球で勝利を飾った3日には「大山に北條、これから長くチーム背負う2人が勝ちに導いてくれた。それがうれしいよ」と笑った。

 5月に入って5試合中4度の登板。タフな日々が続くが、前日4日に与えられた“休養日”に感謝。「気を使ってもらってありがたい」と頭を下げた。心優しき助っ人が紡ぐ勝利の方程式。5月5日に雄姿を届けた。「子供たちにいいところを見せられたかな。仕事ができてよかった」。困った時にはPJがチームを救う。スコアボードに0を並べ続ける。

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