青柳、自己最長イニング更新 堂々たる投球で八回を無失点

5回中日2死、中日・遠藤一星の打球を阪神・大山悠輔がアウトにし手をたたいて喜ぶ阪神・青柳晃洋=ナゴヤドーム(撮影・田中太一)
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 「中日-阪神」(29日、ナゴヤドーム)

 阪神先発の青柳晃洋投手(25)が自己最長だった7回1/3を上回り、八回を投げ切った。四回1死まで中日打線を無安打に抑える好投。危なげない投球でゼロを並べ、主導権を握り続けた。

 走者を背負っても、本塁だけは死守する。六回は2死一、三塁のピンチを招いたが、好打者・大島をスライダーで空振り三振。八回も安打と味方の失策で、この試合最大のヤマ場を迎えたが、1番・平田を三ゴロ併殺に打ち取り、三塁側の虎党たちから大きな拍手が送られた。

 威力ある直球とツーシーム、スライダーとチェンジアップも織り交ぜながら相手打者を手玉に取る青柳。8回無失点と堂々たる投球で、竜打線の前に君臨している。

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