青柳が初完封 竜打線をわずか5安打、12連戦まずは勝ち越しスタート

プロ初の完封勝利を挙げ、タッチを交わす阪神・青柳(右手前)
3枚

 「中日0-2阪神」(29日、ナゴヤドーム)

 阪神が連勝を飾り、12連戦最初のカードを勝ち越し発進した。先発・青柳晃洋投手が9回を投げ抜き、自身初となる完封勝利を飾った。竜打線を散発5安打に封じ、23日のDeNA戦に続き2勝目を飾った。

 青柳は初回先頭の平田に四球を与え、犠打で1死二塁のピンチを迎えたが、後続を落ち着いて抑えて立ち上がりを無失点。四回1死までは竜打線を無安打に封じた。

 力のある直球とツーシームにスライダーを織り交ぜる自在な投球術で相手打者をほんろう。八回には安打と味方の失策で1死一、三塁のピンチを迎えたが、ここも平田を併殺に打ち取り、切り抜けた。青柳は17年8月19日の中日戦の7回1/3が最長だったが、これを更新。最終回のマウンドも任された。

 打線では二回に大山の6号ソロで先制。八回に糸原の右前打から相手の悪送球が絡んで追加点を奪った。

 また、右ふくらはぎの張りで2軍調整が続いていた新外国人のマルテが「6番・一塁」でスタメンで初出場。メジャー通算30本塁打を誇る新助っ人だが、4打席目に中日4番手・小熊から三遊間を抜く来日初安打を放った。今後さらなる上昇が期待される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス