相手ミスで貴重な追加点 好投青柳には虎党エール「頑張れ、頑張れ」
「中日-阪神」(29日、ナゴヤドーム)
1点が遠い投手戦で阪神が値千金の追加点をもぎ取った。
阪神1点リードの八回。2死走者なしから、近本が粘りを見せた。追い込まれるもファウルで粘り、9球目だった。変化球を鋭いスイングで中前へ。すると2番・糸原も続いた。真ん中に入った152キロの直球をはじき返すと、俊足・近本は一気に三塁へ。これを見た右翼・平田がボールを三塁へ返球するも、これが悪送球となり、貴重な2点目が入った。相手のミスで、リードを2点に広げた。
投げては先発・青柳が好投を見せる。数少ない援護の中、走者を出しても粘りの投球。八回のマウンドへと向かうと、左翼スタンドの虎党からは「頑張れ、頑張れ、青柳!」とエールが送られた。