原口 大腸がん公表からの経過 復帰への道のり

 大腸がんからの復帰を目指す阪神の原口文仁捕手(27)が16日、西宮市内の鳴尾浜球場で、術後初めての屋外フリー打撃を行った。約15分間、計80スイングで鋭い当たりを飛ばし、柵越えは5本。元気な姿を見せながら、順調な良化傾向を披露した。着実に調整の段階を上げながら、誰もが待ちわびる復活への道のりを懸命に歩んでいく。

  ◇  ◇

 【原口のこれまでの経過】

 1月24日 開設した公式ツイッターで、大腸がんであることを公表(球団も発表)。「同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となれるよう精いっぱい、治療に励みたいと思っています」とつづる。

 1月31日 自身のツイッターを更新し、無事に手術が終了したことを報告。

 2月6日 退院したことを明かす。

 同14日 リハビリスタートを報告。「球場でリハビリを始めました。日に日に動きもよくなり順調です!」

 3月3日 27歳の誕生日を迎える。

 同4日 「がん患者の支援活動」を実施することを発表。がん啓発チャリティーグッズとして、レースブレスレット「グッチブレス」を販売し、売り上げの全額をがん患者支援団体に寄付へ。

 同7日 鳴尾浜でトレーニングを開始。

 同20日 屋外でのキャッチボールを再開。

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