能見 2度目FA権取得 球団「必要な戦力」残留願う
阪神の能見篤史投手(39)が8日、2度目のフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。2014年に初取得し、同年オフに宣言残留した上で3年契約を結んだ。今回の再取得について本人は「何も考えていません」と話すにとどめた。
プロ15年目の今季は、リリーフとして桑原、ジョンソン、ドリスらと勝ちパターンの継投を担う。今季は2度の登板でいずれも無失点。5月に40歳を迎えるが、陰りは全く見えない。谷本球団本部長は来季についても、戦力として残留を願う。
「(再取得は)素晴らしいこと。もちろん必要な戦力。残ってくれると思っています。タイガースで優勝したいと思ってくれている」。今後は必要に応じて、話し合いの場を設ける考え。チーム最年長投手として、まだまだ不可欠な存在だ。